お知らせ

2022-11-25 22:47:00

「がん検診」という言葉にはいくつか使われ方があります。
一つは、出血やおりものの異常などの症状のない方を対象にしたがんの検査。健康診断と一緒ですね。
市町村などで実施される公的補助のあるものや人間ドック・健康診断の一環として行われるものです。

もう一つは「がんを調べるための検査」という意味です。本来は「がん検査」というべきですが
「がん検診」≒「がん検査」とし使用されていることも多いように見受けられます。
時に、がんの検査は「がん検診」でないと受けられないと思っている方が見受けられます。
これはちょっと困ったことです。

市町村などの「がん検診」は、申し込んでから受けるという様に時間と手間がかかります。万が一「がん」がある場合
発見・治療開始が遅れてしまうことになりかねません。早期発見早期治療が大切です。

例えば、子宮に関して言えば、出血やおりもの、腰痛、排尿の異常、貧血などがあれば保険診療での「子宮がん検査」が可能です。
乳腺では乳房のしこりや異常分泌などがあれば市の乳がん検診を待たずに保険診療での乳がんの検査が受けられます。

費用面では、子宮に関してですが
「保険診療での
子宮頸がんの検査」費用と「所沢市の子宮頸がん検診」費用に大きな差はありません。
気になる症状が有りましたら、待つことなく医療機関を受診なさって下さい。